総合周産期母子医療センターについて

診療概要

母性胎児部門は、母体・胎児救急に24時間体制で対応し、地域の中核的な役割を担っています。同センターの新生児内科・外科部門と協力し、妊婦さんと赤ちゃんにとって最も良いと考えられる分娩時期や方法などを話し合っています。

母性胎児部門における特記診療

ハイリスク妊娠・分娩の集学的管理、超音波断層法やMRI検査を用いた胎児形態・機能異常診断、胎児治療などを行っています。

母性胎児部門における臨床研究

  • ・重症胎児発育不全の管理方針策定に関する多施設共同研究
  • ・内診指型胎児脳組織酸素飽和度測定を用いた新たな分娩監視法の制定に関する多施設共同研究
  • ・プロゲステロン腟坐剤を用いた早産予防

胎児脳機能評価

胎児は、中枢神経系機能が発達するのにしたがって子宮内で眼球運動、心拍数変動、胎動のパターンなどが変化することを証明してきました。脳の機能的な側面から症例の個別化をはかり、周産期管理に応用していくことを考えています。

胎児心機能評価

胎児の心臓の機能を

  • (1)大動脈の拍動(大動脈脈波波形)
  • (2)心臓弁の動きと血流(等容性収縮期)

から非侵襲的に評価しています。本法を臨床的に新たな胎児循環モニタリング法に応用していくことを考えています。

妊娠中の胎盤弾性評価

超音波検査を用いて胎盤弾性を評価することで、胎盤機能や、疾患の発症を予測できる可能性があり、その臨床応用について検討しています。

妊娠高血圧症候群の発症・増悪に関するメカニズムの分子細胞生物学的検討

分子細胞生物学的手法を用いて妊娠中に高血圧と蛋白尿を来す妊娠高血圧症候群の病態についての検討を行っており、その発症の予知や母児に対する合理的治療の開発つなげていくことを考えています。

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