総合周産期母子医療センターについて

総合周産期母子医療センターについて

福岡県内の周産期母子医療センター

福岡県は九州山口地方で最も人口が多く、行政や経済だけでなく医療資源も集約されています。行政による保健医療サービスでは4つの地域保健医療圏(福岡、筑後、筑豊、北九州)が設定され、周産期母子医療センターは県内に12か所(福岡5、筑後2、筑豊1、北九州4)配置されています。九州大学病院は総合周産期母子医療センターに指定され、地域の最重症の患者への迅速な対応と最先端の医療が求められています。

福岡県内の周産期母子医療センター

福岡医療圏の周産期医療連携システム

福岡医療圏では、妊産婦、胎児および新生児の疾患および重症度に応じて適切な診療が提供できるように連携システムを構築しています。限られた医療資源のなかで、すべての母子に対して安心・安全な医療を提供できるよう、医療圏内の空床情報を管理し、緊急時に最も適切な搬送先病院を選定するための「母体搬送コーディネーター事業」を行っています。そのために搬送先がご希望に添えないことや、福岡医療圏外への搬送せざるを得ない状況があります。また、入院後の母子の診療経過や、医療圏内の空床状況によっては、再度他の病院へ搬送せざるを得ない状況(下り搬送)があります。ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

福岡都市圏の周産期医療連携システム

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