総合周産期母子医療センターについて

総合周産期母子医療センターについて

センター長挨拶

センター長 加藤聖子

母子の健康を守るために地域・広域の核となる総合周産期センター

九州大学は平成元年5月29日に国立大学として、初めての周産母子センターを設置し、全国にさきがけて、産婦人科と小児科と小児外科が一体となった集学的医療を展開してきました。それ以来、当センターは福岡のみならず、北部九州の周産期医療施設の中心的役割を果たすとともに、九州から全国、そしてアジア諸国に周産期医療および医学の拠点として情報を発信してまいりました。

平成20年3月に福岡県総合周産期母子医療センターに指定され、名称も「九州大学病院 総合周産期母子医療センター」と改称し、母体胎児集中治療室(MFICU)6床、新生児集中治療室18床を有する病床総数59床のセンターとして、さらなる発展を続けています。

母性胎児部門はハイリスク妊娠・分娩に24時間、常時対応できる体制を整えるとともに、新生児部門(新生児内科・外科)は低出生体重児のケアおよび新生児の手術を必要とする患児への対応を連携し、高い水準での診療レベル維持できるよう、日々、研鑽しています。現在では、子どものこころの診療部(精神科)、小児歯科・スペシャルニーズ歯科とも密に連携を取り、近年増えつつある精神疾患合併妊娠や口唇・口蓋裂を合併した新生児の出生前説明、治療なども行っています。

施設概要

部 門 床 数
母性胎児部門 24床   うちMFICU 6床
新生児内科部門 25床 計31床   うちNICU 18床
うちGCU  13床
新生児外科部門 6床
新生児共通床 4床    

センター内観

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